1963-06-06 第43回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第17号
○田中説明員 農家が今年の作柄によりまして飯麦に困る、こういうことに対しましては、私のほうといたしましても、政府が持っております原麦をそのまま農家に還元配給するということは考えておりません。
○田中説明員 農家が今年の作柄によりまして飯麦に困る、こういうことに対しましては、私のほうといたしましても、政府が持っております原麦をそのまま農家に還元配給するということは考えておりません。
○齋藤説明員 今回の災害に伴いまして、開拓地等の食糧の非常に困っている地帯もあるので、配給の手配をしてもらうようにというような要望で、午前中の参議院の農林委員会におきましても御質問がございましたけれども、実は、霜雪害の場合におきましては、飯麦の手配につきましての要望が各県からございました。
その点につきましては、先ほども申しました通り、まだ、われわれの方へ凍雪害のときには非常にそういう飯麦の問題の御要望もあったわけでございますが、今までのところ特にそういう食糧代金の延納措置に対する各県の御要望というものもまだ承知しておりませんものですからら、今そういう御要望もございましたので、法律上の改正を伴うものでありますれば別でございますが、運用の範囲内においてできるということでありますならば、早急
○説明員(大和田啓気君) 種麦の問題は振興局の方からお答えをいたしますが、ただいま最初の御質問の農家の飯用の麦、これはさきにも申し上げましたように、精麦の値段も実は少しも動いておりませんし、内麦も外麦も合せて、大体需要を満たしている状態でございますので、特別に飯麦をどうするという必要があるかどうかということを、実は検討いたしております。
ことに飯米、飯麦等に対して、農林省の冷害対策の要綱を読んでみますと、何か安い価格で払い下げるとかいうような話でございますが、そんなことをしないで、現物でこれを貸し下げて、できたときに現物で返させるというような点までお考えになつておいでになるのかどうなのか。
さらに飯米、飯麦の確保並びに麦の規格外買上げ等の具体的措置が講ぜられなければならないと考えるものでございまするが、とりあえず七月暫定予算において、以上の措置が必要欠くべからざるものであると考えるものでありまして、各位の心からなる御賛同を確信するものであります。
御承知の通りわが党を初め五党連合対策委員会をつくりまして、重要事項につきましては、各党の意見が大体一致いたしまして、たとえば営農資金の問題、あるいは麦の無制限買上げの問題、農業共済金の即時概算払いの方法、あるいは農業共済の対象外となつておる作物についての特別措置の方法、あるいは農家の飯麦及び種子の確保に関する措置、また災害対策予算費の支出や、つなぎ資金の特別措置、被害地の平衡交付金の増額の問題、その
でありますから、そういう特殊の事態に対しては、そういうことは研究しなければならないけれども、しかし農民自体が、飯麦を貸し付けてくれ、来年まで買上げの麦を貸し付けてくれという希望をしておるのであります。災害であるから、政府はもちろんのこと、われわれ個人といたしましても、これは農民の過失や怠慢によつたものではありません。
第八項の麦の貸下げの範囲でありますが、農家で一番困りますのは種子と飯麦でございます。これがなくなつてほんとうに困つております。特に大切なことは、調味料を農家はつくりますのに、梅雨が寝かせどきであるが、これも持たない。こういう点についてのお運び方、それからどの程度まで貸下げをするように食糧庁の方とお話合いができておりますか、その点をちよつと伺つておきたい。
○渡部政府委員 飯麦の貸下げに対しては、先ほど足鹿委員からお話がありましたように、食管の七条の手続規定の趣旨を尊重いたしまして、具体的に農家一戸当りあるいは一人当りなんぼということを今検討しておりますが、今のように、主食以外の副食の分をどうするか、そういうこまかい点はまだ私承知いたしておりませんので「後刻食糧庁の方からお答えいたします。
それで今食べるものに困つているというものにつきましては、先ほども一言申し上げましたが飯麦を貸し付けまして、それで食いものの方は不自由なさしめないようにするつもりでございます。 それから九十一億の損害に対して云云というお言葉でございましたが、御承知の通り、農業共済金の方で三十億円出まして、それから営農資金が二十億円行く次第でございますから、御了承を願いたいのでございます。
ただその程度がどのくらいかということについて、また麦なんかは今後実収を見きわめるまで、あるいは今よりかふえるかもしれないしするもんだから、結論的にはどのくらいをどうするということは今申し上げかねますが、ふえているということだけは事実ですから、それに対しましては、飯麦を貸しつける、それから五等麦の買上げをいたします、それから営農資金を融通して、その営農資金のわくをこの前よりかさらに拡大するということを